インプラント治療とは
インプラント治療とは｜Oral Dent Clinic（オーラルデントクリニック） - 港区御成門駅の歯科、歯医者
- 〒105-0004 東京都港区新橋6丁目17−17 御成門センタービル 1F
- 03-6432-4540
インプラント治療とは
こんなお悩みをお聞きします。
インプラントとは、厳密には人の身体に埋め込む人工物のことを言います。またそれらを総称して人工臓器に枠組みされています。歯科診療に用いられるインプラントは、「デンタルインプラント」と言いますが、近年は歯科におけるインプラント治療が一般的になっており、単にインプラントと呼ぶことが多くなっています。
インプラント治療とは、歯を失った部位に人工の歯根（インプラント）を埋入し、歯を補う治療法です。従来は、歯を失った治療法としてブリッジや入れ歯が一般的でしたが、天然の歯と同様な審美性と咀嚼を獲得できるため近年はインプラント治療を希望される患者様が男女、年齢問わず増えています。
歯は、目で見える部分と、それを支える歯根から成り立っています。歯を失うということは、それを支えている歯根も失ってしまうということです。「インプラントと差し歯は何が違うの？」という方も少なくありませんが、差し歯は歯根が残っている状態で行う治療であり、インプラントは歯根がない場合に行う治療法です。
インプラントは1歯欠損に適用されます。特に歯がないところの両サイドの歯が健康だった場合は、ブリッジにするのはもったいないです。ブリッジは両隣の歯も削ってブリッジを製作するため、1歯欠損の場合にはおすすめできない治療法です。両隣の歯が健康な歯であればなるべく残すことが理想なので1本だけ歯がないときはインプラントにした方が良いでしょう。
上顎の粘膜に入れ歯が触れると嘔吐を誘発することがあります。これは生理現象なので個人差があり制限することが難しいのが現状です。嘔吐反射が強い患者様は入れ歯を装着することが難しいため、この場合はインプラントを選択するのがおすすめです。
天然歯で噛む力が100%だとすると入れ歯では30%程度です。粘膜に吸着している入れ歯だと噛む力が弱くなってしまいがちです。しかし、インプラントだと骨にしっかりとボルトが埋まっているので自分の歯のように噛むことができます。100%近い力で噛めるのは現在のところインプラントのみであるといわれています。
入れ歯は1日中装着することによって、様々な細菌が広範囲に吸着します。その為、しっかりとしたお手入れをしなければ口臭となって現れてきます。口臭はなかなかご自身では気づかない観点からも他人に指摘を受けて来院される方も多くいます。天然歯に近い設計をインプラント治療に施すことによって回避できることがあります。
入れ歯は、歯の部分に加えて床という歯茎の代わりをする部分が必ず付随します。その為、会話時に他人に気づかれ無いように、手を口にかざして会話する方を多く見ます。また清掃時や、夜間に着脱しなければならないため、着脱時の顔貌の変化やそもそもの骨格の吸収や筋肉の衰えスピードが加速するともいわれています。骨格支持であるインプラントによってそれらを克服することが可能となります。
安心・安全なインプラント治療は、
① 人工臓器を埋め込むための感染対策や環境
② 高度な技術と高精度な機材やシステム
によってもたらされます。
① 術者の徹底した感染対策と使用する機材の高度な滅菌は必須となります。徹底した感染対策は、学会や専門教育にて習得可能ですが、当医院はそれらを十分に習得したスタッフが担当させていただいており、ヨーロッパ基準のハイクラス滅菌クラスBを実現した機材を準備しています。環境においては、インプラント治療に関わらず大学病院をベースとした、専用手術室を完備しています。清潔な手術環境を実現しているのはもちろんですが、全身的な管理を行うための生体モニター（心電図、血圧、SPO2）も完備しています。そのため、痛みに対して不安な方は、不安を除去する静脈内鎮静法や全身麻酔も対応可能としています。
② 高度な技術は、歯科医師の知識、経験、実績が三位一体となって実現されます。日々アップデートされる医療では、根本的治療に焦点を当てた治療への探究心に加え、常に学会参加、発表、講演そして論文執筆といったアウトプットを繰り返し、患者様に具現化することが必須です。当医院のドクター、スタッフは、それらの習熟に妥協なく一同邁進しています。さらに、高精度な設備の充実やシステムがインプラント治療には必須になってきます。世界基準で高度な設備とシステムを当医院は完備しています。これらは、患者様に安心・安全なインプラント治療の提供を最適な状況で可能にします。他医院で断られた患者様のご依頼も増加傾向にあります。
インプラント治療するにあたって必須なのは、見えない情報を見える化し、術者と患者様が共有することが最も重要です。見える化を現実化するには、従来のレントゲンでは認識できない詳細な情報を高精度なCTにて描出し、治療計画の立案やスムーズな手術に役立てることが重要です。また、得られた情報をインプラント治療へ落とし込まなければ意味がありません。そこで、インプラント治療に特化したデジタルガイドシステムをCTデータとマッチングさせ、手術をシームレスに最適化することが成し遂げられます。つまり、得られた精密な情報を治療へ最適化する為に、デジタルガイドを使用すると言うことです。デジタルガイドシステムは世界中に様々なシステムが存在しますが、これらのシステムの安全性や信頼性は、世界レベルの論文によってアクセプトされたシステムが信頼できます。当医院ではこれらの精密機材とシステムを使用することによって、インプラント手術前に手術後がどのような結果になるのかをビジュアル化してお見せすることが可能で、より安心感と安全性をご実感できるかと思います。また、「他医院でインプラント治療が出来ない」「そもそもインプラント治療が怖い」などといったお困りな患者様は一度ご相談いただければと思います。
インプラントが成功した、失敗したといった線引きは非常に難しいところがあります。なぜなら、学術的には様々な論文が出されていますが、それぞれの患者様がインプラント治療に対して求めるゴール設定が千差万別（見た目の回復、より審美的に、治療期間を短く、痛みのない治療etc）である以上、なかなか定義付けることは難しいからです。最低限必要なことは、歯を喪失したことによって浮き彫りとなった「咀嚼機能を回復する」ことと、「治療後の長期永続性を得る」ことです。
これらは、当医院で患者様から得られたアンケート結果で最も多い回答で、当医院のコンセプトと合致することでした。
現在、正しい診断、正しい手術、正しいメインテナンスによって長期に渡って患者様のご要望にお応えすることが可能となりました。しかし、重要なポイントは「正しい」と言う言葉がキーワードになります。「正しい」を追求する為には、術者の知識を含めた十分なスキルは必須であり、患者様の判断基準として、手術経験件数も大事ですが、同時に学会から認められた称号が一つのポイントとなるでしょう。そして、環境配備、精密機材の設備の有無も一つの判断基準となるかと思います。当医院は、これらの面からも十分な配慮を行うことで、結果として患者様に還元できる信頼性を獲得しています。
